生活防衛資金を頑張って貯めた話

 

前回の記事で、自分のライフプランやファイナンシャルプランを

書き出した時を話した時に出てきた生活防衛資金」

 

そもそも何かというと、自分にもしものことがあった時のために

準備しておくお金だそうだ。ケガや病気・解雇・その他もろもろ。

 

自分の人生に限ってそんなこと起きないだろうと思うものの、

この生活防衛資金」の設定は、投資の際の精神衛生にも良い

 

定期預金などすぐに引き出せる安全資産として、数か月分の生活費があることにより、

投資などで資産が多少の目減りする際に、精神衛生を極めて健全に保つことができる。

 

 

ただし、そんな「生活防衛資金」も0から貯めるのはしんどい...

今日はそんな自分がどのように「生活防衛資金」として6か月分の生活費を

貯めることができたかを紹介しようと思う。

 

「紹介しよう」というほどでもないが、結論から言うと、

生活防衛資金の積立貯金の自動設定を行うことだ。

 

たまたま自分が勤めていた会社は給与の振込先が複数選択できた。

 

そのため、前回の記事でも紹介したように、

自分の生活費の目標金額を決め、残った分を積立額と計算した分を、

そのまま貯蓄用口座に毎月自動で振り込んでもらう

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seisanshakohosei.hatenablog.com

 

そうすると、自分の生活用口座には、自分で決めた目標生活費しか残らない。

そう、サバイバルだ。

自分で決めた目標金額しか生活用口座に入れない。

ちょっとでもオーバーすると「今月の引き落としができませんでした。

XX日にもう一度引き落としを行いますので入金をお願いします。」

というあの冷徹なメッセージがやってくる。

 

見える化のために始めたMoneytreeの効果も抜群だ。

Moneytreeでカード利用額などを確認しながら、

目標生活費を超えないように工夫する。

 

Moneytree

iOShttps://apps.apple.com/jp/app/moneytree-finance-made-easy/id586847189?l=en

GooglePlay: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.moneytree.moneytree&hl=ja

 

また、ボーナスが出た際はなるべくそのまま積立の方に入れた。

というか、前回紹介したファイナンシャルプランを明文化したときに、

圧倒的に貯金が足りなかったことがかなり衝撃で、

「ボーナスを使ってる場合じゃない、、、貯めねば」という

危機感に駆られていたのは間違いない。笑

 

ボーナス丸々貯金がもっとも効果的だったのだが、

この自動積立も続けた結果数か月で貯めることができた。

 

会社が複数口座の振り込みをやってくれない場合は、

自動振り込みなどで手数料を取る銀行もあったり、

手動の振り込みでも手数料がかかることがあるので、

毎月給料日に定期預金に資金を移すという方法もありかもしれない。

自分なりのライフプラン・ファイナンシャルプランを書きだした時の話

 

前回の記事で社会人5年程度が経った頃、

初めて自分なりのライフプラン・ファイナンシャルプランを書き出した話をした。

 

今日はその時の話を少し詳しくしてみようと思う。

 

 

前回話したように、なぜか漠然としたお金に対する不安を持ち始めた

 

その背景には銀行口座の残高が毎月末には0スレスレになっているのだが、

一体自分が何にお金を使っているのか全く理解できていないことが原因だった。

 

 

この不安を解決するために、まずは自分の1) 資産状況や2) 生活費、

さらには3) ライフプランや4) ファイナンシャルプランを明文化することを決意した。

 

結論から言うと具体的には下記を行った。

1) 資産状況と2) 生活費の明文化:MoneyTreeの利用を開始

3) ライフプランや4) ファイナンシャルプランの明文化:Excelにバイブルを作成

 

 

1) 資産状況と2) 生活費の明文化について

とりわけ2) 生活費の明文化については苦い思い出がある。

実は社会人1年目にチャレンジしていた。

 

当時、初めての一人暮らしでボロ屋に住みたいという謎の希望があった。

1Rのアパートのデスクには、大学4年生の時にアルバイト三昧で貯まったお金を元手に

購入した18万くらいしたiMac

 

自分はそのiMacExcelで家計簿なるものを作成して毎日記帳することを目標とした。

当時のスマートフォンの家計簿アプリはMoneyTreeやMoney Forward、Zaimなどの

現在の人気アプリが出る前で、存在していたものは入力メインのアプリばかりで

抽出や分析ができなかった(と記憶している)。

そのため、もっと分析に重きを置いた家計簿なるもの自分で管理すればいい!と

Excelで作成した。内容はひどいもので、手打ちで支出を入力し、

それをグラフ化するという自己満ツール。。。汗

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結局この家計簿は2~3か月しか続かなかった。

敗因は3点:

1.出費を記録するという作業が自分の生活の導線に入っていない

→ 毎日パソコンを立ち上げて、Excelを開き、出費を記録する作業がめんどくさかった

 

2.手打ち入力のため入力内容に漏れが発生

→ 2日程度、間が空いてしまうと何にいくら使ったか忘れてしまうケースが多発し、そもそも家計簿の精度が落ちた

  

3.記録する目的が明確ではなかったためモチベーションが続かない

→ 当時はお金を貯めたいという気持ちはなく、興味本位で記録を付けていたため、上記の1や2のチャレンジを克服するほどのモチベーションが続かなかった

 

今考えれば、手入力してグラフ化するくらいなら当時もアプリがあったのでは?

と思ってしまうぐらいだが(笑)、なぜか自分でやろうとして失敗...

 

そんな過去の苦い経験があったが、やはり人類は進化すると実感したのが

現在人気の家計簿アプリの登場だ。自作家計簿の際には一切調べても見つからなかった

MoneyTreeやMoney Forward、Zaimといったアプリが巷では流行っていた。

 

いろんなネット記事を調べた結果ひとまずMoneyTreeとMoney Forwardの2つを

スマホにインストールした。どちらも無料版だ。

 

最初は銀行口座やクレジットカードの紐づけに抵抗を感じたが、

データの読み取りだけを行うということで、MoneyTreeとMoney Forwardで

行った操作によって元々の銀行口座やクレジットカード情報が書き換わることなどが

ないということで使用を開始した。

 

1か月程度MoneyTreeとMoney Forwardの両社を使ってMoneyTreeを続けることを決めた。

下記に色々書いたが、ざっくりとした印象はこのような感じか。

 

  • MoneyTree:無料版でも、めんどくさがりが簡単に使って推移がわかる
  • Money Forward:使い込むほど便利で、有料版を使えば最強

 

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結局、めんどくさくて家計簿をやめた過去があったので、自分の用途としてはMoneytreeが合っていたのでMoneytreeを選択。

(ちなみに結局数年後の現在は物足りなさを感じ、Money Forwardの有料会員になっている笑)

 

3) ライフプランや4) ファイナンシャルプランの明文化について

次にライフプランとファイナンシャルプランを明文化した。

 

まずはMoneytreeを繋いだことによってわかる資産残高

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そして、必要現金を計算した。

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まずは生活防衛資金。

生活防衛資金については設定幅が広かったが、

ビビり症の自分は6か月の生活費で設定。笑

 

「投資に回さない「生活防衛資金」は3カ月分で十分といえる理由」山崎 元

https://diamond.jp/articles/-/228389

マネーセンスカレッジ

https://www.instagram.com/p/CAOlQfPhxHC/

 

 

 そろそろ結婚かなと思い、結婚式の費用や出産費用を

ゼクシィなどのサイトで調べて入力。

そこまで結婚に積極的ではない自分がゼクシィを見ていた時は、

何とも言えない気持ちだった...苦笑

 

総資産から必要現金資産額を引くと、現在投資に回せる金額が出る。

もちろんお金がなかった自分はマイナス。

(まずい!笑)

 

 

最後にでは一体自分がいくら使っていて、いくら貯金・投資に回せるかを記した

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まずは生活費を洗い出した。

Moneytreeから分かった過去の出費を割り出す。

もちろん1年分の実績が取れないケースもあったので、

ひとまず数か月のデータから1か月分を平均値を算出。

 

そして、お金が貯まらない理由でもあるのだが、ほぼほぼ収入=支出だったので、

あからさまな無駄遣いなどは除いて、目標出費額を設定した

 

ここでやっと貯金・投資に回せるお金ができてくることになる。

それをベースに生活防衛資金や特別引当に回す金額を設定。

 

これで自分のお金がどこにいくら行くべきか明確になった。

 

 

ずいぶんと長くなってしまったが、

これらの明確化を行った後で、実は最も大事なアクションがあった。

それは貯金の自動積立の設定だったのだが、今日はたくさん書いたので、

「貯金の自動積立の設定」は次の回にでも書こうかな。笑

なぜマネーリテラシー0の自分がインデックス投資をはじめたか

 

収入の1/3は貯金・投資をしようと決めて一定期間が経った。

2017~18年頃に漠然としたお金に対する不安を持ち始め、

この2年で自分なりにファイナンシャルプランニングの理解を深めてきた(つもり)。

 

今日はマネーリテラシ―0だった自分が、なぜインデックス投資を始めたのかを

簡単に書いてみようと思う。そして「始めよう」と思ってから実際に取った行動も

書くことで、「じゃあ何をすればいいんだ?」という人の助けになれば幸いかな。

 

発端はなぜか社会人5年目前後で漠然としたお金に対する不安が高まった。

特に社会人2~3年経っても銀行口座の預金残高は増える気配がなく、

何に使ったかもわからずお金が毎月消えていく。

 

そんな状況が続いており、さらには将来の結婚やマイホーム、子育てなど

ライフイベントを考えると自分はお金に対してあまりにも無知すぎる、、、

という焦りが沸いてきた。

 

ざっくりと「お金はあるに越したことはない」といった感覚で、

ひとまずどうやったらお金がたまるのだろうか?と思った。

何もわからない中で、「とにかく初心者でも簡単にお金を貯める」というコンセプトで

色々と調べた結果行きついたのが「インデックス投資」。

 

つまり、「

1.社会人5年も経ったけど全然お金もたまらないし何に使ってるかわからないけど消えていく

2.周りの友達の間で結婚したり出産したりとライフステージが上がっているのを実感

3.自分は回りほどライフプランやお金に関する知識がないことに焦りを持つ

4.ひとまず初心者でも簡単に、をコンセプトにお金を貯める方法を調べた

5.ほったらかしても大丈夫!といったインデックス投資の考え方に共感

6.失敗してもいい範囲で小さく始めた

」というのが自分がインデックス投資を始めた背景になる。

 

色々と調べるにあたり、当時は今ほどネット上に情報が多くあったわけでもなく、

有名どころといわれていた3つのブログをひたすら読んだ。

 

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー

randomwalker.blog19.fc2.com

 

 

ほったらかし投資のまにまに

toyop.net

 

NightWalker’s Investment Blog

nightwalker.cocolog-nifty.com

 

さらに、それぞれのブログで教科書的な立ち位置で紹介されていたこの本も読んだ。

ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 (日本経済新聞出版)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VR1CCHV

 

有名な先人がインデックス投資についてたくさん紹介しているので、

今さらぺーぺーの自分が偉そうに紹介することはないが、

自分の理解としては「プロの投資家でも市場の成長に勝てるパフォーマンス継続的に出せることは少ない。であれば、手数料が少なくて市場パフォーマンスに連動した成績を目指すインデックスファンド(パッシブファンド)に長期積立投資(ドルコスト平均法)で積み立てていけば長期で見るとよいパフォーマンスが期待できる」というもの。

 

最初は「ふむふむ、よくわからん」というレベルだったが、

どうやら長期投資の話をする場合は「時間」という資産がとても大切なようだった。

 

そこで、いつも調べることに時間をかけて結局何も行わない自分に対して、

「時間」という資産を活用するためにも、まずは失敗してもいいレベルで、

実際にこのインデックス投資とやらをしてみようと具体的に行動に起こすことにした。

 

感覚としては、6か月から1年程度やってみて、納得がいかなかったら辞めればいいや、

といった温度感で具体的に下記の行動をいくつかとってみた。

 

1.自分の資産額や生活費など、当時考えているファイナンシャルプランを文書化

2.当時走り始めだったWealthNaviに登録する

3.証券口座とNISA口座を開設する

 

1を行うことにより、実際どれくらい投資に回していいかなどが少しずつ明確になり

漠然と不安だったお金の心配も、何が心配なのかが明確になってとてもよかった。

 

2は当時手元にあった30万円を元手にWealthNaviに口座開設し、かれこれ2年程度

WealthNaviで運用を行っている。2019年の米中貿易摩擦後の大きな伸びや、

2020年前半の新型コロナウイルスによる暴落を過ぎた6月28日現在、資産状況はプラスマイナス0に近いところにいる。

WealthNaviについてはどのような背景で初めて、

どのように管理しているかはまた別の記事で書こうと思う。

 

3についても、お金について調べていた当時、早速SBI証券で口座開設した。

証券口座開設にあたりマイナンバーの準備などいろいろとめんどくさかったが、

今となっては証券口座を作ってよかったと思う。証券口座開設により、

資産運用のオプションが大幅に増えたという実感がある。

 

開設当時はひとまずNISA口座も開設し、気になるインデックスファンドを調べて

自分なりのポートフォリオを組んで購入していた。

1年半色々と試した結果、やはり長期の運用に切り替えようと思い、2020年からは

NISA口座を積立NISA口座に変えて同じくインデックス投資を行っている。

 

このあたりの話についても、今度別の記事で紹介しようと思う。

 

今日のところはこれで終わり。

お財布事情について

 

早速Blogって何を書いたらいいかわからず、2日目にして話題切れ。笑

最近の一大関心事であるお財布事情について書こうかな。

 

背景

定年後2,000万円問題も叫ばれている中、もともと心配性の自分は

人生問題なく生ききれるかざっくりと不安。。。

 

引っ越しなどで一気に大金が銀行からなくなるのを見るのも辛いのに、

車や子育て、住宅などで大金が亡くなったうえで、

「もし病気になったら?」とか

「もし仕事クビになったら?」とか

いろんなもしもを考えてしまう(おそらく保険マンの格好のカモ)。

 

そんな中で自分の人生のライフプランやファイナンシャルプランを考えるようになった。

 

勉強方法

基本的にはインターネットで情報を集めて、為になるものを自身の生活に取り入れている。

 

3年前に始めた個別株投資ではお試しで購入してみると、ことごとく惨敗。

新卒から入っている確定拠出年金もよくわからないまま元本割れ。

などトライ&エラーを繰り返しながら初心者なりにいろんなことを社会実験として試している。

 

最近取り入れたアクション

最近特に勉強になっているのが、このサイト。

お金の勉強【マネーセンスカレッジ】

https://www.instagram.com/moneysensecollege/

 

特にこの手取り収入を4分割という方法が非常に明快で気に入っている。

https://www.instagram.com/p/B8fMlH5gnk9/

 

ただし自分も4分割法を行うと、お財布がすっからかんになってしまうため、

少しアレンジして3分割で収入を管理している

 

既婚者で子供がいないうちの家計は基本的に家計の財布がある。

そのため自分の手取りの1/3を家計に入れる。(家賃+生活費)

そして、1/3は特に目的があるわけでもなく貯金に回している。(貯金+投資)

最後の1/3を自分の好きなことに使っていいお金としている。(娯楽+自己投資)

 

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生活については、家計の口座が別で勘定をしているので、家賃や食費などはここでは触れない。奥さんも同様にいくらか家計に入れている。

 

備えについては自分でも何に備えているのかわからない。笑

ただ漠然と備えねば、と思い備えている。

ちなみに最近ではこの備えのほとんどがインデックス投資に行っている

 

そして最後の好きに使っていいお金については結局外食に消えていくことが多いが、

自己投資をしたい場合は外食や娯楽などを控えなければならない。

 

こんな形でとりあえず入ってきたお金は3つに分類していて、

これで生活が成り立つのか、現在人生をかけた社会実験中というところ。

 

 

 

目指せ、生産者

 

2020年3月から本格化した新型コロナウイルス(COVID-19)。

 

自分が勤めている会社も在宅ワーク推奨となり、バックオフィス業務を担当している自分は家から出ることほとんどなし。

 

この3~4か月自宅警備を担当してきた自分は情報のはけ口がなく、

飯は食うわ、電気は消費するわ、Youtubeはおすすめ動画全部見るわ、、、

とInputばかりで全くOutputがない生活にストレスを感じ始めた。

 

そんなこんなで全くもって生産活動を行わない自分に嫌気がさし、

少しでも何かを生産できないかと思い日々の思いをBlogに記すことにした。

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テーマは「目指せ、生産者」。

 

生産者というと農産物を思い浮かべる場合が多いけど、

なんでもいい、世の中のためにならないものでもいいから生み出したい!

との思いでこのBlogどこまで続くか、、、続く限りやってみます。

 

テーマは旅行・食・マネー・ガジェット・生産性などなど

気になることを続く限り書いていく予定。

 

初日はこんな感じで。