今回は以前公開した最新犯罪マップを元に、渋谷周辺の犯罪状況の様子を見てみたいと思います!
seisanshakohosei.hatenablog.com
令和5年(2022年)-東京23区犯罪マップ - Google マイマップ
(補足)Google Mapの個人が作成したマイマップの削除方法
なお、個人が作成したマイマップを開いたあとに、ご自身のGoogle Mapからピンが消えない現象が発生します。
その場合は下記の記事を参考にマイマップを削除してください。
渋谷駅周辺の治安
渋谷は東京都心の中でも、若者文化の中心地として知られ、多くの人々が訪れるエリアです。渋谷駅周辺は、観光名所やショッピングエリア、エンターテイメント施設が点在し、日中も夜間も賑やかな雰囲気が漂っています。しかし、人が集まる場所には治安の問題もついてまわります。この記事では、渋谷周辺の治安状況を2022年の犯罪調査データをもとに詳しく探ってみましょう。
渋谷駅周辺の治安の概要
渋谷駅周辺は、東京都心の一大拠点であり、日本国内外から多くの観光客やビジネス関係者が行き交います。渋谷駅は、JR山手線、東京メトロ、東急東横線など多くの鉄道路線が交差し、アクセスが良いことから、一日の平均利用者数は非常に多く、数百万人以上とされています。
日中は多くの人々が行き交う繁華街として知られています。観光客、地元住民、通勤者が共存し、駅周辺にはショッピングモール、レストラン、カフェ、クラブ、バー、エンターテイメント施設が集中しています。
夜間も賑やかで、若者たちが集まり、音楽、ダンス、飲食、ショッピングなどを楽しむため、特に週末には多くの人々で賑わいます。しかし、こうした賑やかさゆえに、治安に対する懸念も存在します。
「2022年東京23区犯罪マップ(Google マイマップ)」を元に、渋谷駅周辺の治安を詳しく見てみましょう。マップでは、町字別に犯罪件数と住民数をもとに犯罪率を計算しています。
凡例
Googleのマイマップという機能を使って町字別に犯罪件数と住民数で犯罪率を計算しています。
下記の凡例のように、人口100人あたりの犯罪件数によって異なる色のピンを立てています。
- 人口100人あたりの犯罪件数 - 0件: 深緑 G1 (Group 1)
- 人口100人あたりの犯罪件数 - 0~0.25件: 浅緑 G2 (Group 2)
- 人口100人あたりの犯罪件数 - 0.25~0.5件: 黄緑 G3 (Group 3)
- 人口100人あたりの犯罪件数 - 0.5~1件: 黄色 G4 (Group 4)
- 人口100人あたりの犯罪件数 - 1~5件: 橙色 G5 (Group 5)
- 人口100人あたりの犯罪件数 - 5件以上: 赤色 G6 (Group 6)
- 犯罪件数に関わらず居住人口が0人の地区: 灰色
渋谷駅周辺の状況
渋谷駅周辺は、都心部の中でも人通りが多く、居住人口が比較的少ないため、犯罪率(犯罪件数 ÷ 居住人口)は高めとなりやすい傾向があります。
駅周辺の町字別で見ると、赤色のGroup 6の人口100人あたりの犯罪件数が5件以上に分類される地域が多く、100人あたりの犯罪件数が5件以上となっています。
このあたりでは注意が必要ですね。
渋谷区宇田川町
人通りの多いセンター街付近ですね。このあたりに住んでいる人がいるのも驚きです。
人口が1,431人で、総犯罪数が271件のため、100人あたりの犯罪件数は19.1件となります。
内容としては約1/3が万引きです。確かに西武百貨店やパルコ、東急ハンズ、ドンキ等色々なお店がありますね。
また、暴行・傷害の件数も合わせて40件程度あります。
渋谷区道玄坂
渋谷区道玄坂は1丁目と2丁目が渋谷駅周辺です。
道玄坂1丁目と2丁目を合わせると人口は約560人であり、2022年の総犯罪発生数は477件です。100人あたりの犯罪件数はざっくり85.2件になります。
この地域では、主に非侵入窃盗のその他や万引きが多く、商業施設が多いことから窃盗が多発している可能性があることや、飲食店などの繁華街が多いことから仮睡者ねらいなども起こっているのでしょうか。
また、宇田川町同様に暴行・傷害が77件もある点には要注意です。
渋谷区渋谷1~3丁目(渋谷駅東口)
渋谷駅の東側の渋谷1~3丁目は合わせて人口が3,603人で、総犯罪数は合わせて228件でした。100人あたり犯罪数は6.3件と、上記で見た西側とは少し程度が異なりますね。
東側は居住者の数も増えていることが一因かと思います。
詳細は是非マップのピンで確認してください。
MIYASHITA PARKや渋谷ストリーム、ヒカリエなど商業施設もあるため、万引きなどが発生しているようです。
渋谷駅周辺での過ごし方と注意点
上記のように、渋谷駅周辺でも特定のエリアでは犯罪が多発していることがわかりました。
渋谷駅徒歩5~10分圏内では、居住人口が少ないことと、刑法犯が多いため、人口100人あたりの犯罪件数は高く、赤色のGroup 6の人口100人あたりの犯罪件数が5件以上が目立ちますが、100人あたりの犯罪件数を見ると居住人口が少ない西側の道玄坂や宇田川町のほうが件数が多いです。
渋谷駅周辺での過ごし方に応じていくつか注意すべき点を考えてみました。
観光で訪れる場合
渋谷は観光スポットが多く、多くの観光客が訪れます。
特に上記で見たように西側では暴行・傷害も起こっていますのでご注意ください。
スクランブル交差点のような人通りが多い場所ではトラブルも発生しやすいです。ご注意ください。
夜は繁華街となる渋谷。夜間の飲酒時は特にお気をつけください。
また、渋谷駅周辺で宿泊される方は、個人的には駅の東側が落ち着いていておすすめです。
どうしても西側がいい場合は、少し道玄坂を登った神泉の方まで行くことも検討してみてはいかがでしょうか。
東側
東側は企業のオフィスも多くビジネスホテルも充実しています。
道玄坂上付近
少し渋谷駅からは歩きますが、人混みという点では落ち着きます。
また、坂を登るので覚悟ください。。。笑
上記は一例ですので、ぜひ「2022年東京23区犯罪マップ(Google マイマップ)」を見ながら、色々ご自身で探してみてください。
仕事で通勤する場合
多くの人が渋谷を通勤の拠点として利用しています。オフィスワーカーの方は東口が多い印象ですが、基本的には人混み・夜道に気をつければ大丈夫かと思います。
渋谷で多発している犯罪
渋谷で多発している主な犯罪は以下のとおりです。
万引き: 商業施設が多いため、窃盗の一部として多く報告されています。
暴行・傷害: 夜間に賑やかな場所では、トラブルが発生することがあります。飲酒時に注意が必要です。
治安上の注意点
渋谷駅周辺を訪れる際に気を付けるべき点を再度まとめてみましょう。
貴重品に注意
貴重品は常に目の届く範囲に保管しましょう。混雑している場所ではスリに注意が必要です。
夜間の注意
夜間に外出する場合、特に女性は友人と一緒に行動するか、タクシーを利用しましょう。繁華街となっているエリアは特に気をつけましょう。
飲酒に注意
飲酒後は無理せず、安全な方法で帰宅しましょう。お酒によるトラブルを避けるためにも。
詐欺に注意
怪しい勧誘や詐欺行為には警戒心を持ちましょう。
まとめ
渋谷駅周辺は、一般的には安全なエリアですが、特定の地域では犯罪が多発していることがあります。訪れる際には基本的な安全対策を守り、楽しく滞在しましょう。また、犯罪に対する警戒心を持ちつつ、渋谷の魅力を存分に楽しんでください。安全で楽しい滞在をお祈りしています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
記事がお役に立ちましたら、ぜひスターマークをクリックして評価していただけると励みになります!
コメントもお待ちしています。
▼