東京23区の治安 2023年最新版 犯罪マップ:安全なエリアと注意すべき場所の最新情報

 

今回は東京23区の治安についてです。2023年時点における最新版の犯罪マップを作成しましたので、ぜひ読んでみてください!

 

2022年犯罪マップの画像



 

令和5年(2022年)-東京23区犯罪マップ - Google マイマップ

 

 

はじめに:

東京都内に住んでらっしゃる方、東京都内に引っ越そうと思っている方、多いのではないでしょうか。

警視庁の「令和4年版東京の犯罪」によると東京都の総犯罪件数は10年間で減少傾向にあるものの、2022年(令和4年)は前年の2021年(令和3年)に比べて、+4.2%と増加傾向にあるようです。

  • 2022年(令和4年)
    • 総数:78,475件 (前年比+4.2%)
    • 窃盗犯:51,231件 (前年比+6.2%)
    • 粗暴犯:6,875件 (前年比+11.7%)
    • 知能犯:7,468件 (前年比-8.7%)
    • 風俗犯:860件 (前年比+14.1%)
    • 凶悪犯:629件 (前年比+2.9%)
  • 2021年(令和3年)
    • 総数:75,288件 (前年比-9.0%)
    • 窃盗犯:48,220件 (前年比-12.7%)
    • 粗暴犯:6,154件 (前年比-4.8%)
    • 知能犯:8,179件 (前年比+29.9%)
    • 風俗犯:754件 (前年比-1.3%)
    • 凶悪犯:611件 (前年比-8.7%)

https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/about_mpd/jokyo_tokei/jokyo/hanzai.files/tokyo.pdf

 

10年前の犯罪の多さには驚かされるものの、窃盗の件数が大幅に低下してきているようですね。

 

このような犯罪状況を把握することは私たちの暮らしの安全と関連しています。

最近では、新型コロナウイルスも5類に格下げされ、街中では多くの人が行き交っていますが、やはり自分の身の安全は自分で守りたいですよね。

 

特に自分が住んでいるエリアや、これから引っ越しを考えている人にとって新しい居住区が安全かどうかは、なんとしてでも把握しておきたい情報。

 

そこで、今回の記事では3年前の記事と同様に、最新のデータと統計をもとに、東京犯罪マップを作成しました。

 

最新の情報をもとに、安全なエリアと注意すべき場所をご確認ください。

seisanshakohosei.hatenablog.com

 

 

東京23区 犯罪マップの使い方:

警視庁の東京都の犯罪件数データと、東京都の人口データを用いて、東京23区の町丁ごとに犯罪件数を集計してGoogle Mapにピン留めしました。

 

ご自身がお住まいの地域や、引っ越しを検討している候補先などをマップで確認し、犯罪件数の割合や、犯罪種別の確認、周辺地域の状況など確認して有効活用してください。

 

また、犯罪の発生地域や犯罪種別のパターンを把握し、人出の少ない時間の外出を控えたり、戸締まりの徹底、引っ越しの検討など予防策も検討してみてください。

 

さらに詳細が気になる方は、警察や自治体が提供する情報源も参考にしながら、犯罪マップを有効活用しましょう。

 

(補足)Google Mapの個人が作成したマイマップの削除方法:

なお、個人が作成したマイマップを開いたあとに、ご自身のGoogle Mapからピンが消えない現象が発生します。

その場合は下記の記事を参考にマイマップを削除してください。

 

 

最新のデータと統計:

3年前の個人調査と同様に、警視庁と東京都の一般公開されている情報を使用しています。

 

 

前回同様、できる限り公正に情報をまとめていますが、個人調査となりますので利用はご自身の責任の範囲にてお願いします。

また、上記の一般公開情報も眺めていると頻出する犯罪種別や発生地域など面白い気づきもありますので、ぜひ元データも興味があれば御覧ください。

 

下記今回の集計に当たり加味した諸条件です。

  • 犯罪件数は2022年(令和4年)年間合計
  • 人口は2023年1月時点を使用
  • 住居地区での犯罪割合を算出するため人口が0の町丁は「非居住地区」と表示
  • 認知犯罪件数の掲載がない町丁は0件として算出

 

 

安全なエリアの特定:

犯罪マップを活用することで、東京都内の安全なエリアを特定することが可能です。住宅地や商業地域、公共交通機関周辺など、安全な地域を把握することにより、現在の生活導線の検討や新たな居住地を選ぶ参考にしてください。

 

特に、新しい居住地を選んでいる人については、引っ越したあとに「こんなはずじゃななかった」なんて思わないように下記のステップを検討してみてください。

 

1. 犯罪の統計情報を確認する: マップに示される犯罪の統計情報をチェックしましょう。特定の地域で頻繁に発生している犯罪種別や、その傾向を理解することが重要です。たとえば、特定の地域でスリや置き引きが多発している場合、そのエリアを避けるか、貴重品をしっかり管理することが必要です。

 

2. 不動産業者などに確認する: もし不動産業者と物件の相談をしている場合は、担当者に聞いてみましょう。多くの不動産物件を取り扱っていて、内見などで各地を見ている業者ならではの情報を教えてくれることもあります。

 

3. オンラインで調べる: まとめサイトソーシャルメディア、地域のオンラインコミュニティ等で情報を集めてみましょう。現地の人々から得られる情報は非常に貴重で、彼らの経験やアドバイスが安全なエリアの特定に役立ちます。

 

4. 実際に訪れる: 特に気になっているエリアについては内見などで実際の場所を訪れてみましょう。不動産内見では物件まで車で行くことも多いかと思いますが、最寄りの駅の周辺環境や帰路の環境なども歩いて確認してみましょう。また昼と夜で環境が変わる場所もありますので、可能であれば昼と夜の両方を確認することをおすすめします。

 

情報源は1次情報・2次情報様々ありますが、本犯罪マップを取り掛かりの手始めとしてぜひご活用ください。

 

 

 

注意すべき場所と犯罪の予防策:

仮に今住んでいる場所の治安が悪かったり、どうしても引越し先の犯罪件数が多いなどの場合は対策が必要です。

 

例えば、侵入窃盗に対する対応策としては、防犯対策の強化が重要です。

 侵入窃盗を未然に防ぐために、施錠の徹底や、明るい照明の設置、可能であればセキュリティシステム、防犯カメラ等の導入も検討しましょう。

 

比較的簡単に導入できるものであれば、窓やドアのサッシに付ける補助錠が手軽です。

 

また、外出中に家の外からスマホアプリを使って電気のオン・オフの操作ができるSwitchBotもおすすめです。

 

SwitchBotからは玄関の鍵につけるスマートロックも販売されています。ぜひ検討してみてください。

 

 

粗暴犯や凶悪犯は事前に防ぐための対策は難しいかもしれませんが、出会ったときの対策は可能です。

例えば近くの交番の場所を把握することで、不審な人に出会った場合は走って最寄りの交番に逃げ込みましょう。

 

また、護身用スプレーや防犯ブザーなども有効です。

 

結論:

このように、東京犯罪マップを活用することで、私たちは安心して東京での生活を送ることができます。皆さんが安全に生活するために、ぜひご活用ください!

 

 

その他(新宿・渋谷):

以下の記事ではそれぞれの地域に注目して犯罪数などの詳細を見ています。

各地の詳細が気になる方はぜひ確認してみてください!

 

 

seisanshakohosei.hatenablog.com

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以上!

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