収入の1/3は貯金・投資をしようと決めて一定期間が経った。
2017~18年頃に漠然としたお金に対する不安を持ち始め、
この2年で自分なりにファイナンシャルプランニングの理解を深めてきた(つもり)。
今日はマネーリテラシ―0だった自分が、なぜインデックス投資を始めたのかを
簡単に書いてみようと思う。そして「始めよう」と思ってから実際に取った行動も
書くことで、「じゃあ何をすればいいんだ?」という人の助けになれば幸いかな。
発端はなぜか社会人5年目前後で漠然としたお金に対する不安が高まった。
特に社会人2~3年経っても銀行口座の預金残高は増える気配がなく、
何に使ったかもわからずお金が毎月消えていく。
そんな状況が続いており、さらには将来の結婚やマイホーム、子育てなど
ライフイベントを考えると自分はお金に対してあまりにも無知すぎる、、、
という焦りが沸いてきた。
ざっくりと「お金はあるに越したことはない」といった感覚で、
ひとまずどうやったらお金がたまるのだろうか?と思った。
何もわからない中で、「とにかく初心者でも簡単にお金を貯める」というコンセプトで
色々と調べた結果行きついたのが「インデックス投資」。
つまり、「
1.社会人5年も経ったけど全然お金もたまらないし何に使ってるかわからないけど消えていく
→
2.周りの友達の間で結婚したり出産したりとライフステージが上がっているのを実感
→
3.自分は回りほどライフプランやお金に関する知識がないことに焦りを持つ
→
4.ひとまず初心者でも簡単に、をコンセプトにお金を貯める方法を調べた
→
5.ほったらかしても大丈夫!といったインデックス投資の考え方に共感
→
6.失敗してもいい範囲で小さく始めた
」というのが自分がインデックス投資を始めた背景になる。
色々と調べるにあたり、当時は今ほどネット上に情報が多くあったわけでもなく、
有名どころといわれていた3つのブログをひたすら読んだ。
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー
ほったらかし投資のまにまに
NightWalker’s Investment Blog
さらに、それぞれのブログで教科書的な立ち位置で紹介されていたこの本も読んだ。
ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 (日本経済新聞出版)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07VR1CCHV
有名な先人がインデックス投資についてたくさん紹介しているので、
今さらぺーぺーの自分が偉そうに紹介することはないが、
自分の理解としては「プロの投資家でも市場の成長に勝てるパフォーマンス継続的に出せることは少ない。であれば、手数料が少なくて市場パフォーマンスに連動した成績を目指すインデックスファンド(パッシブファンド)に長期積立投資(ドルコスト平均法)で積み立てていけば長期で見るとよいパフォーマンスが期待できる」というもの。
最初は「ふむふむ、よくわからん」というレベルだったが、
どうやら長期投資の話をする場合は「時間」という資産がとても大切なようだった。
そこで、いつも調べることに時間をかけて結局何も行わない自分に対して、
「時間」という資産を活用するためにも、まずは失敗してもいいレベルで、
実際にこのインデックス投資とやらをしてみようと具体的に行動に起こすことにした。
感覚としては、6か月から1年程度やってみて、納得がいかなかったら辞めればいいや、
といった温度感で具体的に下記の行動をいくつかとってみた。
1.自分の資産額や生活費など、当時考えているファイナンシャルプランを文書化
2.当時走り始めだったWealthNaviに登録する
3.証券口座とNISA口座を開設する
1を行うことにより、実際どれくらい投資に回していいかなどが少しずつ明確になり
漠然と不安だったお金の心配も、何が心配なのかが明確になってとてもよかった。
2は当時手元にあった30万円を元手にWealthNaviに口座開設し、かれこれ2年程度
WealthNaviで運用を行っている。2019年の米中貿易摩擦後の大きな伸びや、
2020年前半の新型コロナウイルスによる暴落を過ぎた6月28日現在、資産状況はプラスマイナス0に近いところにいる。
WealthNaviについてはどのような背景で初めて、
どのように管理しているかはまた別の記事で書こうと思う。
3についても、お金について調べていた当時、早速SBI証券で口座開設した。
証券口座開設にあたりマイナンバーの準備などいろいろとめんどくさかったが、
今となっては証券口座を作ってよかったと思う。証券口座開設により、
資産運用のオプションが大幅に増えたという実感がある。
開設当時はひとまずNISA口座も開設し、気になるインデックスファンドを調べて
自分なりのポートフォリオを組んで購入していた。
1年半色々と試した結果、やはり長期の運用に切り替えようと思い、2020年からは
NISA口座を積立NISA口座に変えて同じくインデックス投資を行っている。
このあたりの話についても、今度別の記事で紹介しようと思う。
今日のところはこれで終わり。